強迫性障害に治療方法についても知っておこう

脳の神経ネットワークを正常へ戻すための薬治療

そもそも強迫性障害は脳の神経ネットワークや神経物質の異常で会ったり、考え方や物の見方で歪みがでてしまうなど、複合的に絡んでしまう現実があります。そこで治療も複数の面から治療に臨みます。
まずは、薬による治療です。薬ではセロトニンの働きが正常になるように調整を進めるようにします。そのために使われる薬は、SSRIと三環系抗うつ薬を使用したりします。使う薬も病院やまた医師が、患者の症状をみて判断して処方しますので、それにしたがって服用するようにしましょう。

これらの薬を服用すると人によっては、副作用も出てしまいます。例えば、吐き気や食欲不振、口の乾きや便秘、けいれんなどがおこることもあります。確かに副作用も怖いのですが

しかし、きちんと治療をするためにはしっかりと決められた容量を飲むようにしましょう。もしも、飲んでみて副作用がひどいときには、医師に相談して飲む量を減らしても、また薬を変えてもらうなど、対応をしてもらうようにしましょう。
あと、薬を飲むと治ることもかなり期待できますが、時間がかかってしまうこともあります。心の病気の場合にはこれにかぎらず、どの病気でも時間はかかるんだと頭に入れておきましょう。
1~2年くらい飲み続けることも珍しくはありません。これだけ飲むのも改善したと思っても、再発を防ぐことを目的にして、そのまま飲み続けることになるのです。

認知行動療法から良い方向へ導く

薬による治療以外にも、もう1つの方法としては認知行動療法です。これは患者が普段の生活の中で、どんなときに強迫観念がおこるのか、それにたいしてどのように行動するのかを、医師と一緒になって再確認を行い、そして適切な行動をとるように考え方を変えていく治療です。

例えば、暴露反応妨害法といって、あえて強迫観念が起こるような状況の中に患者をおいて、その時の行動を考えさせる、また強迫行為をしないように我慢させるようにして、行動を変えていくようにします。

何度も繰り返さないと、なかなか行動や考え方は変えられません。ですので、これも時間もかかってしまいます。しかし、行動を変えようと意識をしないことにはいくら薬を使っても、なかなか効果がでないこともあります。

これらの治療をつづけていくことで、強迫性障害が改善するケースもだんだんと高まってきています。再発防止もかねて時間をかけることが大切なのです。